「まつ毛パーマをかけたけど、サロンで勧められたコーティング剤、ちょっと高いんだよな……」そんなふうに思ったこと、ありませんか?
実際、まつ毛パーマ後のケアに欠かせないコーティング剤。でも、サロン専売品は1,500円〜3,000円ほどするものも多く、毎回買うのはちょっと負担に感じる人も多いはず。そこで目を付けたくなるのが、ドラッグストアで手軽に買えるセザンヌの透明マスカラ類。「あれ、コーティング剤の代わりになるんじゃない?」って。
結論から言います。セザンヌの「クリア マスカラR」は、まつ毛パーマ後のコーティング剤としてはおすすめできません。 一方で、同じセザンヌでも「グロウコートマスカラ」は公式にまつ毛パーマへの使用が認められており、使い方次第で選択肢になりえます。この違い、知っていましたか?
この記事では、ユーザーから実際に寄せられた生の声や、製品の公式スペックをもとに、「セザンヌ製品をまつ毛パーマのコーティング剤として使うメリットとデメリット」を徹底解説します。SNSやQ&Aサイトで頻発している「白い粉が出た」「カールがガタガタになった」といったトラブルの原因と、それを避けるための具体的な方法もお伝えします。
そもそも「コーティング剤」と「透明マスカラ」は何が違うの?
まず、ここをはっきりさせておきましょう。まつ毛パーマのコーティング剤と、セザンヌの透明マスカラは、根本的に目的が異なる別物です。
まつ毛パーマ用のコーティング剤(サロン専売品の代表例として「フェニックスアイ」などがあります)の主な役割は、パーマでかけたカールを保護し、持ちを長くすること。具体的には、まつ毛の表面をコーティングして、汗や皮脂、摩擦から守ります。さらに、まつ毛同士を束ねて「束感」を出すスタイリング効果を狙うものもあります。
一方、セザンヌの「クリア マスカラR」は、あくまで透明なマスカラ。公式サイト(セザンヌ化粧品)の商品説明を見ると、「まつ毛にハリ・ツヤを与え、セットする」とあり、フィルムタイプでぬるま湯オフできる点が特徴です。パーマの保護を目的とした製品ではないのです。
つまり、「クリア マスカラR」はコーティング剤の代替品として設計された製品ではないというのが公式の立場です。この違いを理解せずに使うと、思わぬトラブルを招くことになります。
なぜ「クリア マスカラR」はコーティング剤に向かないのか?——3つのリスク
Yahoo!知恵袋や@cosmeの口コミを調べてみると、実際に「クリア マスカラR」をコーティング剤代わりに使って失敗したという声が複数見受けられました。ここでは、特に多く報告されている3つのリスクを紹介します。
リスク1:時間が経つと「白い粉」が出る
これは最も多く報告されているトラブルです。施術直後はきれいに仕上がっても、数時間後にまつ毛に白い粉状のものが浮き出てくるという事例が複数確認されています(Yahoo!知恵袋、2025年〜2026年の投稿より)。
これは、「クリア マスカラR」がフィルムタイプであることに起因すると考えられます。パーマでキューティクルが開いたまつ毛に塗布すると、フィルムが均一に密着せず、時間の経過やまばたきの摩擦で剥がれ落ち、粉状になってしまうのです。サロン専用のコーティング剤のように、まつ毛に密着して保護する設計にはなっていないため、このようなトラブルが発生します。
リスク2:カールが「ガタガタ」になる
パーマ直後のまつ毛はとてもデリケート。そんな状態に、「クリア マスカラR」のブラシで何度も塗布したり、重ね塗りをしたりすると、せっかくかけたカールが崩れたり、束感がガタガタになったりするリポートがあります。パーマで整えた方向と、マスカラのセット力がうまく噛み合わず、かえって見た目を悪くしてしまうというわけです。
リスク3:そもそも「保護機能」がない
コーティング剤は、まつ毛を外部刺激から守るためのバリア機能が搭載されています。しかし、「クリア マスカラR」にはそのような保護機能は搭載されていません。汗や皮脂、摩擦からまつ毛を守れないため、パーマの持ちを良くする効果は期待できません。
それでもセザンヌを使いたいなら——公式が認める「グロウコートマスカラ」という選択
では、セザンヌ製品でまつ毛パーマ後に使えるものはないのでしょうか? 答えは「あります」。それが「グロウコートマスカラ」です。
セザンヌ公式サイトの商品ラインナップを確認すると、この「グロウコートマスカラ」には「まつげエクステ・まつげパーマにも使用可能」という記載があります。ただし、あくまでこれは「マスカラとしての使用」が前提であり、コーティング剤としての機能を保証するものではありません。パーマ後のまつ毛に負担をかけにくい設計であることが公式に明記されている点で、「クリア マスカラR」とは一線を画します。
もちろん、価格はどちらも440円(税込)程度と手頃です。しかし、パーマの保護を最優先するなら、やはりサロン専用のコーティング剤を選ぶのが無難です。セザンヌ製品を選ぶ場合は、あくまで「マスカラとしての仕上げ」や「軽いスタイリング」を目的とし、保護効果は過度に期待しないほうがよいでしょう。
ユーザーのリアルな声——「使えた」「失敗した」の分かれ目
@cosmeや美容院のブログ、Q&Aサイトを総合すると、セザンヌ製品をパーマ後に使ったユーザーの評価は大きく二つに分かれていました。
ポジティブな声(約6件)は、「手軽に試せる価格がいい」「束感が出せる」「美容院でも紹介された」といったものでした。特に美容院のブログでは、施術後の仕上げや自宅ケアとして使用する例も紹介されており(2021年〜2024年の記事)、一定の支持があることがうかがえます。
しかし、ネガティブな声(約5件)はより深刻です。「白い粉が出て汚く見えた」「カールがすぐに落ちた」「そもそもコーティング剤ではないのでは?」といった疑問や不満が寄せられていました。特に「白い粉」に関するトラブルは、2025年から2026年にかけての投稿で複数確認されており、決して過去の話ではありません。
つまり、セザンヌ製品の使用可否は「個人のまつ毛の状態」や「製品の選び方」に大きく左右されると言えます。公式にパーマ使用が認められている「グロウコートマスカラ」でも、まつ毛のコンディションによってはトラブルが起こりうることを認識しておく必要があります。
【比較表】「コーティング剤」として見た場合のセザンヌ製品 vs サロン専用品
ここで、あらためて「コーティング剤としての機能」に焦点を当てて、セザンヌの「クリア マスカラR」と、一般的なサロン専用コーティング剤(例:フェニックスアイ)を比較してみましょう。
| 比較軸 | セザンヌ クリア マスカラR | サロン専用コーティング剤(例:フェニックスアイ) |
|---|---|---|
| 製品のカテゴリ(公式) | 透明マスカラ | コーティング剤 / 美容液 |
| 主な目的(公式) | まつ毛にハリ・ツヤを与え、セットする | パーマ・エクステの保護・持続力向上・スタイリング |
| パーマ後の保護機能 | なし | あり(撥水・摩擦防止効果が高い) |
| ユーザー報告による主なリスク | 白い粉が出る、カールがガタガタになる | ほとんどなし(適切に使用した場合) |
| 価格(目安) | 約440円 | 1,500円〜3,000円程度 |
| セザンヌ公式のパーマ使用可否 | 明記なし | —(サロン専売品のため、施術後の使用を前提) |
この表を見ると、価格以外のすべての項目で、サロン専用品が優れていることがわかります。「安さ」と「機能」はトレードオフの関係にあると言わざるを得ません。
まつ毛パーマ後のコーティング剤、正しい選び方
では、結局何を選べばいいのか。ユーザーの目的別に、簡単な指針をまとめました。
- とにかくパーマの持ちを最優先したい → サロン専用のコーティング剤を選びましょう。価格は高めですが、保護機能と仕上がりは格段に違います。
- 束感のある仕上がりを楽しみたいが、予算を抑えたい → セザンヌ「グロウコートマスカラ」も選択肢に入ります。ただし、コーティング剤としての保護効果は期待しないこと。また、まつ毛の状態をよく見て、トラブルが起きたらすぐに使用を中止してください。
- 「クリア マスカラR」をどうしても使いたい → パーマ直後ではなく、パーマが落ち着いてから(3日〜1週間後)、かつごく薄く1度だけ塗るようにしましょう。重ね塗りは厳禁です。それでもトラブルが起きた場合は、使用を中止する勇気を持ってください。
まとめ:セザンヌ製品は「代用」ではなく「選択肢」の一つ
まつ毛パーマのコーティング剤にセザンヌ製品を使うこと。これは、「代用できるか」という発想ではなく、「正しく理解した上で、選択肢として使うか」という視点が重要です。
「クリア マスカラR」には保護機能がなく、リスクが伴うこと。一方で「グロウコートマスカラ」は公式にパーマ使用が認められているが、あくまでマスカラであること。 この2つの事実を頭に入れておけば、あなたのまつ毛にとって最適な選択ができるはずです。
まつ毛パーマは、かけた後のお手入れで仕上がりが大きく変わります。せっかくお金と時間をかけてキレイにしたまつ毛です。自分に合ったケア方法を見つけて、理想のまつ毛を長く楽しんでくださいね。

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