「クルザードカーシャンプー、めっちゃいいって聞くけど、全然撥水しなかったって人もいる……どうなの?」
コメリで売っているこのカーシャンプー、価格は500円前後と激安なのに、SNSやブログでは「過去一すごい」という絶賛の声がある一方で「まったく撥水しない」という評価も見られます。実はこの評価の分かれ目、施工前の下地処理ができているかどうかにほぼ集約されます。結論から言うと、クルザードカーシャンプーは、きちんと下地を整えたボディに使えば、価格以上の撥水性能を発揮するコスパ抜群のアイテム。でも、汚れや古いワックスが残った状態で使うと、せっかくの性能が台無しになってしまうんです。
今回は、実際に検証した複数のブログレビューやユーザーの声をもとに、この商品の正しい使い方と「評価が分かれる本当の理由」を徹底解説していきます。
クルザードカーシャンプーってどんな商品?基本スペックをおさらい
まずは基本情報から。クルザードカーシャンプーは、ホームセンターのコメリが販売する2L入りのカーシャンプーです。2024年2月6日に発売されたこの商品(出典:株式会社コメリ ニュースリリース)、価格はなんと約500円前後。全車色対応で中性タイプなので、ボディを傷める心配が少ないのもポイントです。
ただ、ここで注意したいのが「濃縮タイプ」と「そのまま使えるワックスシャンプー」の2つの情報が混在していること。実はこれ、同じ商品を指しているケースがほとんどで、公式サイトでは「泡洗車用シャンプー」として紹介されています。Yahoo!ショッピングのコメリドットコムストア(出典:Yahoo!ショッピング)でも、JANコード4920501475489の商品として2L入り・濃縮20倍と明記されており、原液のまま使うことも、希釈して使うことも可能な設計になっています。
評価が真っ二つに分かれる原因は「下地処理」にあった
さて、本題です。なぜ同じ商品なのに、これほど評価が分かれるのでしょうか。
実際に検証したブログを見てみると、高評価の事例では「ボンネットをしっかり磨いてリセットしてから施工した」という共通点がありました(出典:cacaca.jp)。一方で、「汚れっぱなしのボディにいきなり使ったら全然撥水しなかった」と報告しているブログもあり(出典:kamas-cars.hatenablog.com)、こちらは施工前に下地処理をまったく行っていないケースでした。
つまり、クルザードカーシャンプーの撥水成分は、きれいな塗装面に対して最大限の効果を発揮するタイプなんです。古いワックスや油膜、目に見えない汚れが残っていると、シャンプーの成分が直接塗装に届かず、撥水効果が半減——というか、ほぼゼロになってしまいます。
これはユーザーレビューやSNSの声を集計しても同様の傾向で、ポジティブな声(約3件)のほとんどが「下地を整えたらびっくりするほど撥水した」という趣旨だったのに対し、ネガティブな声(約2件)は「効果が出なかった」というもの。その背景には、やはり施工前の状態への理解不足がありました。
窓ガラスに使えないのはなぜ?実は大事な注意点
もうひとつ、ユーザーからよく上がるのが「窓ガラスに使えないのが不便」という声。これは公式の注意事項にもある通り、クルザードカーシャンプーは窓ガラスには使用しないでください。ワックス成分がガラスに付着すると、ウロコ状の汚れや油膜の原因になり、かえって視界が悪くなるリスクがあります。
「せっかくシャンプーするなら全部いっしょに洗いたい」という気持ちはわかりますが、窓ガラスは別途ガラス用のクリーナーを使うのが正解。この点は、どんなに撥水性能が良くても、守るべきルールです。
泡立ちと撥水はトレードオフ?泡立ちの実態を検証
次に気になるのが泡立ち。こちらも評価が分かれているポイントで、「泡立ちが良い」という声もあれば、「泡立ちが控えめ」という意見もあります。実際のところ、クルザードカーシャンプーは泡立ちよりも撥水性能に比重を置いた処方のようで、もこもこの泡を期待する人には少し物足りなく感じるかもしれません。
ただし、フォームガンを使えば泡立ちは格段にアップします。コメリからは「コメリ 泡洗車用フォームガン」も販売されており、これを使うことで泡の質が変わるとのレビューも。泡立ち重視の方は、フォームガンとの組み合わせを検討してみてください。
本当のコスパは?1回あたりのコストを考えてみた
価格が安いのは魅力ですが、そもそも「原液タイプ」なので、使う量によってはコスパが悪くなるのでは?という疑問もあります。
結論から言うと、公式サイトの表記通り希釈して使えば、1回あたりのコストはかなり抑えられます。ですが、多くのユーザーが「原液のまま使ったほうが撥水効果が高かった」と報告しているのも事実。原液使用を前提にすると、1回あたりの使用量が増えるため、コストパフォーマンスはやや落ちます。
それでも、2Lで約500円という価格を考えれば、原液使用でも充分にお得感はあります。何より、撥水効果が期待以上であれば、結果的に洗車の頻度が減ったり、別途コーティング剤を買う必要がなくなったりするので、トータルコストで見ればかなり優秀と言えるでしょう。
クルザードカーシャンプーと競合製品を比較してみた
ここで、同価格帯の類似製品と簡単に比較してみます。あくまでユーザーレビューや公開情報を基にした参考程度の比較ですが、特徴をつかむのに役立ちます。
- ウィルソンの泡仕立てシャンプー:泡立ちが非常に良いと評価される一方、撥水効果は公表されていないケースが多い。泡立ちと香りを重視する方向け。
- VOODOORIDE JUJU:簡易ワックス配合で、撥水と艶のバランスが取れている。黒系の車に好まれる傾向。
- モノタロウの撥水シャンプー:クルザードと同タイプの撥水シャンプー。泡立ちは控えめだが、撥水効果は評価されている。
この中でクルザードの強みは、何と言っても価格対効果のバランス。特に下地をきちんと整えた上で使うことを前提にすれば、コストを大幅に抑えつつ、満足度の高い撥水効果を得られるのは大きな魅力です。
そもそもどんな人におすすめ?向き不向きを整理
ここまでの内容を踏まえて、クルザードカーシャンプーが向いている人・向いていない人を整理してみましょう。
おすすめできる人
- とにかく洗車コストを抑えたい人
- 撥水効果をある程度求めているが、そこまで高いコーティング剤には手を出したくない人
- 「洗車前にボディをしっかり洗ってから施工する」という手間を惜しまない人
- フォームガンなどを使って泡立ちをカスタマイズしたい人
おすすめしにくい人
- 洗車のたびにすぐに効果を出したいのに、下地処理をする時間がない人
- 窓ガラスもまとめて洗いたい人
- もこもこの泡で洗いたい人(フォームガン併用しない場合)
- 施工後の撥水効果を「絶対に保証してほしい」という人
正しい使い方で最大効果を引き出す3ステップ
最後に、クルザードカーシャンプーの効果を最大限に引き出すための具体的な手順をまとめておきます。
- まずは脱脂・下地処理:古いワックスや汚れをしっかり落とします。できればクレイ処理や脱脂クリーナーを使うとベスト。
- ボディをよく濡らす:シャンプーを塗布する前に、たっぷり水をかけて表面の汚れをある程度流しておきます。
- クルザードカーシャンプーを施工:原液または希釈してスポンジやフォームガンで泡立て、塗布。あとは乾く前にしっかり洗い流すだけ。
この3ステップを守るだけで、評価が分かれる原因だった「撥水しない問題」はほぼ解決します。
クルザードカーシャンプーは「下地次第」で化けるコスパ洗車剤
ここまで読んでいただいて、おわかりいただけたでしょうか。クルザードカーシャンプーは決して「誰が使ってもすごい」という万能アイテムではありません。でも、正しい知識とちょっとした準備さえあれば、500円とは思えない撥水性能を引き出せる、まさに“隠れた名品”です。
評価が分かれるのは、商品自体が悪いからではなく、使い手の期待値や施工環境が違うから。あなたがこの記事を読んでいる時点で、その差はもう埋まっています。あとは、自分に合ったスタイルで試してみるだけです。
洗車は面倒くさいけど、できるだけ安く仕上げたい——そんなあなたに、クルザードカーシャンプーはきっと頼もしい相棒になってくれるはずです。

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