S660オーナーの皆さん、洗車って結構悩みませんか?「洗車機に入れても大丈夫なの?」「エンジンルームに水が入ったらどうしよう」「幌はどうやって洗えばいいの?」——そんな不安や疑問、よくわかります。結論から言うと、S660は洗車機に入れられないことはないけれど、いくつか絶対に守るべきポイントがあります。そして何より、エンジンルームへの水侵入リスクを正しく理解しておくことが、愛車を長く乗るための第一歩です。この記事では、実際のオーナーたちの生の声や公式情報、プロの施工事例をもとに、S660の洗車に関する「本当に知りたいこと」をギュッとまとめてお届けします。
そもそもS660の洗車で何が違うの?他のクルマとここが違う
S660はミッドシップエンジンの軽スポーツカー。見た目のかっこよさはもちろん、運転の楽しさも魅力ですが、洗車となるとちょっとクセがあります。何が違うかというと、まずエンジンが後ろにあること。つまり、リア周辺には大きな空気取り入れ口があったり、エンジンルームに水が入りやすい構造になっているんです。そこに加えて、幌(ソフトトップ)のケアや、低い車高ゆえの下回りの洗いづらさなど、普通のハッチバックやセダンとは異なる注意点がいくつもあります。
ホンダの公式オーナーズマニュアル(2015年発行)には、空気取り入れ口やエンジンルームに水をかけないよう明確に記載があります。「高圧洗浄機の使用は避ける」といった表現は見られませんが、取扱説明書の注意事項としては、吸気口への直接注水を禁止しています。これは「故意に注ぐような行為」を想定した極端なリスク回避の立場だと受け取れます。
洗車機、S660に入れても本当に大丈夫?オーナーのリアルな声
ここが最大の悩みどころですよね。ネットで調べると「洗車機は使わないほうがいい」という意見と「何度も入れてるけど全然平気」という意見が入り混じっていて、余計に混乱する——そんな方も多いはずです。
実際にS660オーナーからの声を集めてみると(2025年3月〜2026年5月にcarview!や価格.com、みんカラなどで確認)、次のような傾向がありました。
- 「セルフ洗車機に普通に入れてるけど、特に問題は起きていない」という声が複数ある
- 一方で「ソフトトップや塗装が心配で、手洗いしかしたくない」という慎重派も一定数いる
- 「ホイールは洗車機ではキレイにならないから、後で手直ししている」という実用的な意見も
つまり、洗車機の使用自体は「絶対ダメ」というわけではなく、オーナーそれぞれのリスク許容度によって選択が分かれている実態が見えてきます。ここで重要なのは、高圧洗浄機を吸気口に直接当てる行為は明らかに公式の注意事項に反するという点です。通常の洗車機でかかる水圧や水量は、雨の日の走行程度の水の入り方に近いと考えるユーザーも多く、それでトラブルが起きたという報告は少なめ。ただ、自己責任であることは間違いありません。
エンジンルームへの水侵入リスクをどう防ぐか
多くのオーナーが一番気にしているのがここ。S660はリアのエンジンフードの隙間から水が入りやすい構造になっています。シュアラスター公式サイト(2025年4月公開)のS660洗車手順でも、リアフード内への水侵入防止策として、あらかじめクロスを敷くことを推奨しています。
実際のユーザー投稿をみても、「洗車のたびにリアフード下にタオルを挟んでいる」「エンジンルームに水が入ったらどうしようと毎回ドキドキする」という不安の声が多数見られました。これは、取扱説明書にもある「空気取り入れ口に水をかけないでください」という注意喚起が、ユーザーに強い警戒心を抱かせているからでしょう。
では具体的にどう防ぐか。実は、通常のバケツ洗車や雨程度の水であれば、エンジンルーム内の防水構造である程度はカバーされる設計になっています。つまり、**「水がかかったら即アウト」ではなく、「意図的に大量の水をかけたり、高圧で吹き付けたりするのはNG」**というのが正確な理解です。高圧洗浄機を使う場合は、少なくともリア周辺には直接水を当てない、距離を取ってソフトに洗うなどの工夫が必要でしょう。
幌(ソフトトップ)の洗い方、ここだけは外せない
S660のもうひとつの特徴が幌です。布製のソフトトップは、塗装面以上にデリケート。上位記事でも「ブラシは使わない」「中性洗剤で優しく」といった基本はよく書かれていますが、実際にオーナーが困っているのは「撥水剤はどう塗るの?」「どのタイミングでケアすればいいの?」というもう一歩踏み込んだ部分です。
みんカラのユーザーブログ(2025年3月投稿)では、幌の撥水効果が落ちてきたタイミングでスプレー型の撥水剤を塗布し、その後にしっかりと乾燥させる手順が紹介されていました。幌は濡れたまま放置するとカビやシミの原因になるため、洗った後は必ず天日干しか、エアコンの送風でしっかり乾かすことが重要です。また、幌専用のブラシやクリーナーを使うと、より長持ちさせることも可能です。
車高が低くて下回りが洗いにくい問題、どうしてる?
S660はスポーツカーらしい低い車高ですが、その分、下回りの洗浄が面倒だという声もあります。価格.comのクチコミ掲示板では、「ジャッキアップしないと下回りが洗えない」という意見や、「セルフ洗車機の下回り洗浄機能を使って凌いでいる」という現実的な声も。
プロショップであるキーパーラボ宇都宮店の施工事例(2024年12月公開)によると、ミッドシップ車はエンジンからの熱でリア周辺の汚れが固着しやすいため、定期的な下回り洗浄が推奨されています。ただし、一般ユーザーが毎回ジャッキアップするのは現実的ではないので、セルフ洗車機の下回り洗浄機能を使うか、月に1回程度はプロの洗車機(非接触型)を利用するなど、工夫しながらケアしているオーナーが多いようです。
じゃあ結局、どう洗うのが正解?目的別に整理します
ここまで読んで、「じゃあ自分はどうすればいいの?」と思った方も多いはず。そこで、目的やライフスタイルに合わせた洗車方法を整理してみました。
手洗い洗車(バケツ&スポンジ) — 最も安心で確実な方法です。リアフード下にクロスを敷いて水侵入を防ぎ、スポンジで優しく洗う。幌はブラシではなくスポンジで。所要時間は約30分〜1時間半かかりますが、そのぶん塗装や幌に優しく、細かいところまでピカピカにできます。
高圧洗浄機を使う方法 — 時短にはなりますが、吸気口やエンジンルームに直接水を当てない、距離を保つなどの注意が必須。下回り洗浄には効果的ですが、塗装の剥がれリスクもゼロではないので、頻繁な使用は避けたほうが無難です。
機械式洗車機(セルフ/非接触) — 実際に使っているオーナーも多く、「今のところトラブルなし」という声が複数あります。ただ、ソフトトップや塗装への影響を心配する声もあり、またホイールは洗い残しが出やすいので、後で手直しする必要があるかもしれません。時短重視の方には選択肢のひとつですが、あくまで自己責任の部分が大きいです。
つまり、「確実にキレイにしたいなら手洗い」「どうしても時間がない日は洗車機もやむなし」といった使い分けが現実的。そしてどちらの場合でも、リアフード下の水侵入防止だけは絶対に忘れない——これがS660洗車の大原則です。
洗車後のちょっとしたケアで変わる、長持ちのコツ
洗い終わったあと、拭き上げはもちろん大事ですが、S660ならではのアフターケアもあります。まず、ブレーキの貼り付き防止。洗車後はしばらく走行してブレーキを軽く効かせ、水分を飛ばすのが鉄則。特に冬場や梅雨時は錆びやすいので、ほんの少しの走行でも効果があります。
また、幌はしっかり乾燥させること。濡れたまま幌を閉めたままにすると、内部に湿気がこもり、カビや嫌な臭いの原因になります。できれば洗車後にオープンにして風通しをよくするか、エアコンで車内を乾燥させるとベターです。
あと、意外と見落としがちなのがリアウインドウやピラー周辺の水拭き。水滴が乾いてしまうとウォータースポットになってしまうので、しっかり拭き取ることをおすすめします。マイクロファイバークロスを使えば、傷をつけずにキレイに仕上がりますよ。
まとめ:S660の洗車は「過度な怖がり」より「正しい知識」が大事
S660の洗車で一番大切なのは、エンジンルームへの水侵入リスクを正しく理解して、適切な対策をとることです。洗車機が使えるかどうかは、自分のリスク許容度と使い方次第。ですが、少なくとも「吸気口に直接水を当てる」「高圧でリア周辺を洗う」といった行為は、公式の注意事項(ホンダ取扱説明書、2015年)にも反するので避けるべきでしょう。
実際のオーナーたちの声からもわかる通り、多くの人は「過度に怖がる必要はないけれど、無茶もしない」というスタンスで愛車と付き合っています。リアフード下にタオルを一枚挟むだけで、水侵入リスクは大きく減らせます。また、シュアラスターのようなカーケアブランドがS660向けの洗車手順を公開しているので(2025年4月)、そうした信頼できる情報を参考にするのも手です。
S660はデザインも走りも個性的なクルマだからこそ、洗車もその個性に合わせた方法でケアしてあげたいものです。手間をかけるぶん、仕上がったときの満足感はひとしお。あなたなりのベストな洗車スタイルを見つけて、長くかっこいいS660ライフを楽しんでくださいね。

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